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Doki Doki Literature Club! ネタバレあり感想

いまさらながら、Doki Doki Literature Club! - ドキドキ文芸部をやったので

感想記事。

例によってネタバレ全開なので注意。

 


 

 

(行間空け代わりの余談)

 

もともと 存在自体は半年前くらいには知ってたと思うんだけど、

普段から あれもやりたい これもやりたい でもちっとも消化できない

な状況なので、ずーっと後回しになってたのね。

 

でも、最近 ”このゲームが原因で自殺か!?”なニュースが話題になってて、

(結局は直接的な因果関係はつかめなかったらしいけど、) 

これだけ話題になるとプレイする人が増えて

いよいよネタバレが流れてくるのではなかろうか、

という危機感に苛まれたので、やっとプレイしました。

今となっては、もっともっと早くやっときゃよかったと思うよねぇ。

 

(余談おわり)

 

 


 

まぁ、単刀直入に言って、相当おもしろかったよね。

1周目は、ふーん・・・おっ!

2週目は、わくわく・・・あっ!

3週目は、ほぅ!

4週目は、えっ!?

って感じで。

 

---1周目---

プレイ前から ”そういう作品”だとは聞いてるけど、

まぁそんなこともなく普通に話が展開するのでね。

誰が好みか 純粋に選んでおりましたよ。

3時間ほどで終わると聞いてたのに 思いの外長くかかってちょっとダレたけど。

(ひとつひとつ声に出して読み上げてたせいだろうけど。)

 

最後の「つり」してるシーンで、なるほど こういうやつか、と。

 

---2週目---

本番開始。わりと翻弄されながら楽しんでいました。

毎度毎度違った演出入れてきて飽きさせないよね。

日本語化したときの車輪の詩は途中から

ラップみたいだな と思って ノって読んでた。

シミのついた詩は冒頭あたりに

”ホルモン”と読めるところがあったのが印象深かったです。

(その日にホルモンを食べた直後だった。)

 

最後にナツキもまとめて消されたのは予想外でしたが。

てっきりひとりひとりそうなっていくものだと思っていたので。

良かったんだか悪かったんだか。

 

---3週目---

やっと真相が明かされて、ふたりきり。

あのトークは、終わりがちゃんとあるんだったら

2時間でも3時間でも付き合ってあげるつもりでしたが、

ないそうなので20分で切り上げました。

 

ちょっとモニカは内部構造についておせっかいレベルで親切すぎですね。

あのへんはヒント少なめで自分で気づきたかったところ。

”プロパティからローカルファイルを閲覧”

的なことまでは言わないでほしかった。

というかSteamクライアント経由かよ。

あなたコマンドラインからdeleteしてたやん。

 

---4週目---

やっと普通に各キャラのルートを最後まで遊べるのかと思いきや、

お ま え も か・・・。

わりとさっぱり終わったのがちょっと物足りなかったかな。

 


 

上でもちょこちょこ物足りない点は出ているように、

すべてにおいて満足、という評価はできないものの、

全体的に完成度の高い良ノベルゲーでした。

何より無料でこのレベルだしね。 評価:75/100点。

まぁ、ファンパックは買ったんで お金はかかってるんですが。

シナリオが増えるわけでもないし、次のセール待ちでいいかな、と思ったけど、

こないだのセールでも200円くらいしか変わらなかったので定価で買っちった。

 

プレイにおいてPC内のファイルをいじるだとか、

プレイヤー本人に話しかけてくるとかいう展開への新鮮味は弱かったかなぁ。

それはこのゲームが悪いのではなくて、

●●●●●●●を ほんとに つい最近 やってたせいだと思います。

よくよく考えると、結構プレイ内容かぶってるよね。

 


 

ホラー方面については、言うほど描写はキツくなかったなー、と思っています。

もともとそういう作品だって言う噂が広まりきってからのプレイだったので

心構えは出来てたし、

最初にサヨリの「つり」シーンが出たところで どきっ とはなったけど、

同時に 前述のとおり 「あー、こういう方針なのね」っていう

基準みたいなものができちゃった感じだったので。

ビジュアル的にも 断面とか 臓物とか おびただしい血とかは一切なかったので、

まだマイルドな方だったんじゃないかと思います。

ちょっと後を引いたので言うと、サヨリの「つり」が
見た日の夜にトイレいくときとか寝るときとか翌日仕事中とかにも脳裏に出てきたくらいかなぁ。
2日経ったあとからは落ち着きました。

 

あとは、配信しながらプレイしてたんだけど

ゲーム中の声がないのを自分で読み上げてたので、

テキストに集中してた分 絵の方への気が逸れてた、ってのもあるかな。

怖いときはむしろ音読するのおすすめ。

そのせいで、ユリのアムカ描写も見逃していました。

 


 

欲を言えば、4周目はそのまま進めさせてほしかったねぇ。

まともにナツキルートをやりたかった・・・。

(Exit MusicっていうナツキルートModが開発中されてるとか。
 Monika After同様日本語化を期待。
 もしくはとうとう英語をやるしかない。)

 

そう、ナツキ派です。

芯が通ってるというか、

自分はこうするんだっていう信念を持っている子が大好きです。

単にちっこいこが好きってのもあるけど。

あとは、(1周目でどこまでそうなのかはさておき)

2周目で覗かせる不憫属性もか・・・?

孤児だとか苦労者だとか そういうのに弱いからね、俺は。

もちろんかわいい子に限るが。

 

どう見てもラブレターを押し付けてくるシーンとかもかわいすぎるよね。

それでも鈍い主人公よ・・・。


ナツキって、髪は左右とも結んでるだけなんだけど、

なぜか片側だけお団子にしてるイメージがしみついてました。

なぜだろう。

でも、お団子のほうがかわいくない?(描けないので表現できない。)

 


 

さて、世間のDokiDokiプレイヤーが

モニカに対してどう思ってるかは知らぬ処として、

モニカって ぜんぜん悪くないんだよね。

今の自分にはモニカへの悪印象はなにもないです。

 

じつのところ、自分は1週目の2日目あたりまでは

ありもしないモニカルート狙ってたってのもあるけど。

第一印象はモニカでした。

(なんだ、両想いじゃないか。何もしなければ平和に済んだのに。
 でも、元のゲームシステム上 攻略できないのよね・・・。)

その後、詩は自分の感性で選んだ結果

ユリのいっしょに読書イベントが来ちゃったから

”気が合うのね。ユリいいわー”ルートに移って、

ナツキが 一見ふわふわしてるように見えて

内心ではしっかりしたものを持ってるコだと知ってしまったので

ナツキ派に落ち着いただけなのですよ。

(あれ。サヨリ・・・。)

 

プレイ中はモニカへの怒りが溜まってるかもしれないけど、

プレイし終わって時間を置いて冷静になれば、

ああいう子には同情してしまうよ。

(もちろんかわいい子に限るが。)

自分に世界を変える力を与えられて まわりは全部心のないロボットだ、

なんて状況に置かれたら、そりゃあんな行動もするわな、って。

 

世のモニカ派が 上記の理由なのか、

何があろうと最初からモニカ派ひとすじだったのか、

4周目で助けられて改心したのかは知らないけどね。

ネタで "Just Monika"やってるだけの層はわりといそう。

 


 

ところで、自分はぎゃるげは全然やらないのですが、

これの主人公って、簡単に一緒にいるのは好きだと言ったり、

指舐めまでしてしまったり、積極的な発言や行為を取りすぎだと思うのです。

そのくせに鈍い。

世のぎゃるげはこんな感じなのでしょうか。

それともスクリプトが壊れたせいなのでしょうか。